まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

exploring the power of place - 026

【本日発行】️🎃秋学期は、桜丘町(渋谷区)のフィールドワークをすすめています。加藤研のウェブマガジン “exploring the power of place” は、今号(2018年10月20日号)から、「渋谷」をテーマに『渋谷の断章』と題してお届けします。→ https://medium.com/exploring-the-power-of-place/tagged/026

第26号(2018年10月20日号):渋谷の断章(1)
  • 渋谷駅攻略(小島 信一郎)
  • 通過点(森部 綾子)
  • 狭間で(日下 真緒)
  • とりあえず渋谷(太田 風美)
  • 注文が難しい料理店(矢澤 咲子)
  • チャラい?(大橋 香奈 )
  • 背中(加藤 文俊)
  • 未完成な地図(小梶 直)
  • 渋谷は、息をしている(佐藤 しずく)

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鹿沼キャンプ

鹿沼で考える・つくる

つぎは鹿沼(栃木県)へ。ぼくたちのポスターづくりのプロジェクトは、今年の9月に10年目に入りました。今回が34か所目になるのですが、(なんとなくゴールがちらついてきたようで)いままで以上に47都道府県コンプリートを意識するようになりました。それで最近は、地図やリストを見ながら「未踏」の府県を確認しながら、行き先を決めることにしています。

まだ栃木県では「キャンプ」を実施していないので、誰か「窓口」になってくれそうな人を探そうと思い、斎藤和真さんに連絡してみました。斎藤さんは、加藤研の活動を知っていてお声がけいただいたことがあり、そのご縁で2016年には彼の活動拠点である富士吉田で「キャンプ」を実施しました(→ 「富士吉田キャンプ」の概要)。「キャンプ」でおこなうポスターづくりの主旨やすすめ方など、よくわかっていて、いろいろスムースにすすんだことが記憶に残っています。それで、「栃木に誰か知り合いは…」と、誰かを紹介してもらおうと思って打診したら、なんと斎藤さんは栃木(鹿沼)の出身だったという偶然。幸運。けっきょく、ふたたび斎藤さんにお世話になるという展開です。
ゲストハウス・CICACU(http://www.cicacu.jp/)の辻井まゆ子さんともつないでいただいて、逗留場所も無事に決まりました。日程については、いろいろな事情で調整・再調整が必要でしたが、無事に確定。

10月15日(月)、久慈麻友日下真緒(加藤研3年)とともに、下見に出かけてきました。斎藤さんと辻井さんのガイドで、10:00〜17:00まで。ナトリパン(+タングロン)ではじまって、斎藤さん実家、川(虎岩)、古峯神社、安喜亭(ラーメン)から、市役所、彫刻屋台村、CICACU、ネコヤド路地、ニュー平和(喫茶)、三乗堂まで。ほぼ、事前に送ってくれた下見のスケジュール表どおりの、とても充実した一日でした。ありがとうございました。これを書いている時点で、取材先や印刷、展示場所など、まだ調整すべきことがいくつもあるのですが、すでに述べたとおり、事情をわかってくれている(はずの)斎藤さんに勝手に甘えながら、残りの準備をしようと思います。(2018/10/17)

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わずかな滞在時間ですが、まちを歩くこと、人と出会うこと、「ちいさなメディア」をつくること/流通させることの可能性や意味について考えてみたいと思います。最終日(28日)には、ポスター展と成果報告会をおこなう予定です。

  • 日時:2018年10月26日(金)〜28日(日)(原則として現地集合・現地解散)
  • 場所:鹿沼市(栃木
  • 本部(作業):CICACU(〒322-0067 栃木県鹿沼市天神町1704) http://www.cicacu.jp/
  • 参加メンバー(加藤文俊研究室):21名(教員 1名・学部生 19名・大学院生 1名)

https://www.instagram.com/p/Bo81_NyBobJ/

https://www.instagram.com/p/Bo8Gm7LhS1d/

https://www.instagram.com/p/Bo76ltShcEp/

 上:CICACU|中:豚そば|下:虎岩(いずれも2018年10月15日撮影)

スケジュール

10月26日(金)

  • チェックイン
  • 18:00〜18:30 集合 CICACU(〒322-0067 栃木県鹿沼市天神町1704)
  • 18:30〜 オリエンテーション・交流会

10月27日(土)

  • 10:00ごろ〜 フィールドワーク・インタビュー(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート):2名のグループで、インタビュー先に出かけて話を聞きます。もちろん、写真も撮ります。
  • 14:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(グループごとに行動):フィールドワークで集めてきた素材をもとに、ポスターのデザイン/編集作業をすすめます。
  • 18:00ごろ 夕食
  • 19:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(つづき)

10月28日(日)

  • 8:00 ポスターデータ入稿:データ提出(時間厳守)→ 印刷へ
  • 10:00〜 展示準備・設営 会場:まちの駅 新・鹿沼宿 芝生広場(〒322-0053 栃木県鹿沼市仲町1604-1)
  • 12:00ごろ〜 「鹿沼の人びとのポスター展」
    (12:30〜 成果報告会;13:30〜 ふり返りビデオ鑑賞・まとめと講評)
  • 14:00ごろ 片づけ・解散

 

出雲キャンプ

9月28日(金)〜30日(日)で予定されていた「出雲キャンプ」は台風の影響で延期し、あたらしい日程で実施することになりました。

出雲で考える・つくる

ぼくたちの「キャンプ」は、いつも幸運な出会いではじまります。2018年度秋学期は、あたらしいメンバーを迎えて、出雲市(島根県)に出かけることになりました。まちの人びとを対象に取材をおこない、その結果をもとに滞在中にポスター/ビデオなどを制作する予定です。

7月の中旬、渋谷の某所(高所)で、(かねてから知り合いの)浦山さん(うらりん)をはじめ、何人かとテーブルを囲む機会がありました。ぼくは、別の会合の帰り道で、最後にその集まりに加わったのですが、そこにいたメンバーは、大部分がその日が初対面という間柄。ぼくの隣りにいたのが、藤田さんでした(初めてお目にかかりました)。ポスターづくりの話をしたら、もう説明しなくてもわかっているというくらいの好感触で、ぼくとしては、島根県は「未踏」なので、ぜひお願いしますというアピール(もともと、うらりんからは、カレーキャラバンを島根で、と前からお声がけいただいていました)。今回は、カレーじゃないけど、出かけます。その場で、候補日を伝え、あとは、オンラインでやりとりして、実施することを決めました。藤田さんには、島根に戻ってからさっそく調整していただき、今回は、出雲市の中町商店街(協同組合中町商店会)の協力をえて、「キャンプ」が実現することになりました。これが、34か所目。ぼくたちのポスターづくりのプロジェクトは、今年の9月で10年目に入りました。(注:もともと9月に実施予定でしたが、延期となり、10月には「鹿沼キャンプ」をおこなったので、これが35か所目になります。2018/11/17記)

わずかな滞在時間ですが、まちを歩くこと、人と出会うこと、「ちいさなメディア」をつくること/流通させることの可能性や意味について考えてみたいと思います。最終日(26日)には、ポスター展と成果報告会をおこなう予定です。 

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  • 日時:2018年11月24日(土)〜26日(月)(原則として現地集合・現地解散)
  • 場所:出雲市(島根県
  • 本部(作業):ともに(〒693-0001出雲市今市町中町1374番1)*ツバメヤ向かい(元 学生服のヤマネ)
  • 参加メンバー(加藤文俊研究室):15名(学部生14名; 教員1名)

📢プレスリリース:出雲キャンプ(フィールドワーク)について(2018年11月17日) → pr_181117.pdf

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https://www.instagram.com/p/Bqjz0ctjFwU/

つづきまして、出雲そばです。 #izumop

スケジュール

11月24日(土)

  • チェックイン
  • 18:00〜18:30 集合:ともに(〒693-0001出雲市今市町中町1374番1)
  • 19:00〜 交流会

11月25日(日)

  • 10:00ごろ〜 フィールドワーク・インタビュー(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート):2名のグループで、インタビュー先に出かけて話を聞きます。もちろん、写真も撮ります。
  • 14:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(グループごとに行動):フィールドワークで集めてきた素材をもとに、ポスターのデザイン/編集作業をすすめます。
  • 17:30ごろ 夕食
  • 19:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(つづき)

11月26日(月)

  • 8:00 ポスターデータ入稿:データ提出(時間厳守)→ 印刷へ
  • 10:00〜 展示準備・設営 会場:ともに(〒693-0001出雲市今市町中町1374番1)
  • 12:00ごろ〜 「出雲の人びとのポスター展」
    (12:30〜 成果報告会;13:30〜 ふり返りビデオ鑑賞・まとめと講評)
  • 14:00ごろ 片づけ・解散

桜丘フィールドワーク(風俗採集)

夏季「特別研究プロジェクト」は、桜丘町(東京都渋谷区)を対象にえらんで、フィールドワークをすすめた。プロジェクトの期間中、「折り本」づくりのワークショップをすすめつつ、「桜丘風俗採集」をおこなうことにした。「風俗採集」は、看板や鉢植え、幟など、さまざまなモノから、まちを読み解く試みである。言うまでもなく、モノにも人びとの想いや行動が表れている。

(2018年9月21日)現在、テキストともに冊子(A5版変型)を編纂中です(後日、PDF版を公開します)。

- 文と画    小梶 直・太田 風美・Nuey Pitcha Suphantarida・比留川 路乃・笹川 陽子・牧野 岳・久慈 麻友・小島 信一郎
- 編集・発行    慶應義塾大学 環境情報学部加藤文俊研究室

 

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exploring the power of place - 025

【本日発行】️🌰暑かった夏も終わり。そろそろ、秋学期がはじまります。加藤研のウェブマガジン “exploring the power of place” をどうぞ。今回(2018年9月20日号)のお題は「そろそろ」です。→ https://medium.com/exploring-the-power-of-place/tagged/025

◎ 第25号(2018年9月20日号):そろそろ
  • レールの終わりに(塙 佳憲)
  • 少しの間、旅に出ます。(吉澤 茉里奈)
  • そろそろ試合か。(小島 信一郎)
  • せっかち(高島 秀二郎)
  • 帰ってきて、また会って(比留川 路乃)
  • 趣味とのやさしい付き合いかた(久慈 麻友)
  • 国境を越えたい!(佐々木 茅乃 )
  • そろそろな、余裕(牧野 岳)
  • いつも先には(保浦 眞莉子)
  • 目を見て話せること(松室 雄大)

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