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まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

柴又、異常なし。(2014)

東京都 レポート

そして、10年目を迎えました。数日前に天気予報が「晴れ」に変わり、無事に柴又再訪が実現しました。今回はFacebookで呼びかけて、卒業生をふくめて総勢20名ほどで柴又界隈を歩きました。いつもどおり、寅さん像の前で待ち合わせ。あらかじめ10年前の写真をプリントアウトしておいて、みんなに配りました。「あのころ」の風景を探した結果は、別途まとめる予定です。

まずは、きょうの柴又のようすについて簡単に報告したいと思います。結論から言うと、「柴又、異常なし」です。大きな写真がきょう(2014年)の写真、下のちいさめの写真は、左側が2004年、右側が2009年(いずれも11月3日)に写したものです。

【1】まずは駅前:見てのとおり、相変わらずです。人が少ないのは、電車が去ってしばらく経ったタイミングだからです。電車が来るたびに、それなりに賑わって、みんな決められているかのように、寅さん像の前で写真を撮ります。寅さんを知らない世代が増えるいっぽうですが、まだまだ人気です。タバコの自販機(右手奥)のところにあった赤いオーニングは、ネイビーの地にMEVIUS。「シティハウス新柴又」と書かれた黄色い看板(横断幕)が目立ちます。右手にあるビルも、色合いが変わりました。

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【2】帝釈天参道のアーチ:ここも、大きく変わったようすはありません。信号機はLED化されたようです。電球の信号機(2004年・2009年)は人型が白(周りが赤か青)、LEDだと人型が青か赤(周りが黒)です(ぷち情報)。位置も少し左に移動しています。あと、親子連れの標識(お父さんが女の子を連れているシルエットの…都市伝説があるやつです)が新設されていました。ガチャポンも更新。

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【3】旗:10年前は「ダルマ」があり、5年前にはそれが姿を消していましたが、今年は「ようこそ柴又へ」という旗がありました。

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【4】帝釈天(題経寺):ここも、ほとんど変わっていません。左にある松の形は、見事なほど、そのままだと言えるでしょう。3連休、七五三の前ということで、なかなかの賑わいでした。卒業生たちと話をしていたら、加藤研で「大正ロマン」な仮装行列に参加したことを思い出しました。あの年の秋学期に加藤研に入った人は、(フィールドワークだと思って出かけたつもりが)仮装だったわけです。懐かしい。

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【5】そして:あいにく、あの男はきょうは不参加でした。なので、こんな感じの写真となりました。「高木屋老舗」の看板は、色が変わっていました。

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というわけで、2004年11月3日の「柴又フィールドワーク」から、ちょうど10年。たとえば、この10年間の渋谷の変貌ぶりと比べると、ここは、変わらない。あまりにも変わらないのです。それが、この界隈のもつ力なのかもしれません。注意すべきなのは、変わらないとはいえ、時間が止まっているわけでないということです。10年という年月は、確実に流れたわけで、変わらない(ように見える)風景を大切に思えばこそ、さまざまな変化と向き合ってきたはずです。「あたりまえ」であり続けるための創意工夫があったことは、まちがいないでしょう。

卒業生たちと一緒に「川千家」で昼食。ほぉ、さすがに卒業して就職して7〜8年も経つと、お昼に鰻重なんて食べちゃうのだな…などと、ちょっと頼もしく思うのでした(現役の学生たちは、メニューの値段を一瞥してスルー)。食後は、荒川土手で矢切の渡しを眺め、「山本亭」でくつろいでから帰宅。次回は、2019年11月3日です。