更新記録
(2024年2月3日)卒プロ合同発表会の情報を更新しました。
諏訪・石川・清水(唯)・加藤(文)研究会「合同卒プロ発表会」(途中入退室OK)
- 日時:2024年2月5日(月)9:30〜18:00(予定)
- 会場:τ11教室
(2024年1月24日)「FKLAB|ON THE MOVE」(動画)を公開しました。
(2024年1月22日)「研究会」説明会(1月29日)の説明(参加申し込みフォームへのリンク)を追記しました。 → https://forms.gle/TZAKrnBowbNL4wuQ8
(2024年1月15日)「2023年度秋学期のおもな活動」を追記しました(まだ作業中です)。大学のサイトで公式の「研究会シラバス」が公開されました。
(2024年1月13日)「はじめに」「方法と態度」「2024年度春学期のおもな活動(案)」を追記しました(一部執筆中です)。
(2024年1月5日)現在シラバス(詳細版)入力中です。随時更新するので、マメにチェックしてください。
大学のオフィシャルサイトにある「研究会シラバス」も確認してください。https://syllabus.sfc.keio.ac.jp/courses/2024_26604
メンバー紹介的なビデオ(ON THE MOVE)
※ 加藤研メンバー(2024年1月1日現在):大学院生 6名(博士課程 4名・修士課程 2名)・学部生 18名(4年生 4名・3年生 6名・2年生 6名・1年生 2名)
もくじ
研究会の履修について
2024年度春学期に「研究会」の履修を希望するひと
何度かやりとりしながら、履修者をえらびたいと思います。ちょっと面倒かもしれませんが、お互いのためです。結局のところは「えらび、えらばれる」という関係が大事だからです。大まかな流れは以下のとおりです。
*2023年度秋学期に「研究会」を履修しているひとには、別途連絡します。
1月中旬〜2月中旬
(1) まず、このシラバスをじっくり読む(随時更新中)。質問などあったら、24s [at] fklab.net 宛てに連絡する。*s(エス)は小文字、[at] は@に変える(以下同様)。
(2) 「研究会」を見学してみる(1月は9日・16日・23日を残すのみ)。
※23日(火)の「研究会」は、都内某所で開講する予定です…。🙇🏻
(3) あるいは、「説明会」「成果報告会」などに参加してみる。
◎2024年1月12日(金)18:15〜20:00:湘南自治会の企画「研究会新歓」に参加するかも(申請中)。 終了しました。
◎2024年1月17日(水)16:30〜:「先端研究ワークショップ」(大学院科目)の一環として研究室/研究会紹介をおこなう予定。 終了しました。
◎2024年1月29日(月)15:00ごろ〜:説明会 デザイン棟B(ドコモハウス)
◎2024年2月5日(月):恒例の卒プロ合同発表会(諏訪研・石川研・清水(唯)研・加藤(文)研)は、対面での開催です。途中入退室OK。
- 日時:2024年2月5日(月)9:30〜18:00(予定)
- 会場:τ11教室
※いろいろと多忙な時期ですが、時間をやりくりして個別に話すことは可能です。その場合は、 24s [at] fklab.net 宛てにメールを送ってください。
(4) 「フィールドワーク展」に足をはこんで、具体的な活動内容や成果物を見る。機会があれば、会場で加藤や加藤研メンバーと話をしてみる。(フィールドワーク展は、毎年の成果発表をおこなう展覧会です。今回で20回目。)
◎フィールドワーク展XX【20:00】
オフィシャルサイト(更新中)https://vanotica.net/fw1020/
Instagram https://www.instagram.com/hachiji_fw1020/
Facebook https://www.facebook.com/fw1020
- 日時:2023年2月9日(金)〜11日(日)11:00〜19:00(最終日は15:00まで)
- 会場:ギャラリー LE DÉCO(ルデコ)(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル)
(5) よく考えて、履修するかどうかを決める。履修する気持ちになったら、フォームに記入する(keio.jpの認証が必要です)。 → https://forms.gle/bUWAgfA1YeSFxg3q6
- 提出期限:2024年2月11日(日)23:59(厳守)
2月下旬〜3月上旬
(6) 面談します(2月11日までにフォームに入力したひとには、事前に簡単な課題を出すと思います)。そこで、いろいろと話をしましょう。いまのところ、面談は2月22日(木)、28日(水)、3月1日(金)で調整するつもりです。
はじめに
ぼくたちは、絶えずコミュニケーションしながら暮らしています。
ワツラヴィックらは、『人間コミュニケーションの語用論』(二瓶社, 2007)のなかで「コミュニケーションにおけるいくつかの試案的公理」について述べています。その冒頭に挙げられているのが、「We cannot NOT communicate(コミュニケーションしないことの不可能性)」です。つまり、ぼくたちは、いつでも、どこにいても、コミュニケーションせざるをえない。非言語的なふるまいはもちろんのこと、沈黙もまたメッセージであることに、あらためて気づきます。
そして、コミュニケーションについて考えることは、(いつ・どこで・だれが)集い、(何を・ どのように)語らうのかを考えることだと理解することができます。つまり、コミュニケーションへの関心は、必然的に「場所」や「場づくり」への関心へと向かうのです。この研究会では、コミュニケーションという観点から、人びとの「移動」や人びとが集う「場所」の成り立ち、「場づくり」について実践的な調査・研究をすすめています。
いま述べたとおり、人と人とのコミュニケーション(ヒューマンコミュニケーション)が主要なテーマです。既存の学問分野でいうと社会学や社会心理学ということになりそうですが、ぼく自身は、学部を卒業後は「コミュニケーション論/コミュニケーション学」のプログラムで学びました。
何が起きるかわからない…。ぼくたちは、変化に満ちた時代に暮らしています。とくにこの3年半はCOVID-19に翻弄され、これまで「あたりまえ」だと思っていたことを諦めたり手放したりする場面にいくつも遭遇しました。哀しい出来事にも向き合い、また不安をかかえながら不自由な毎日を強いられることになりました。でも、そのような不安(あるいは不満)、問題に向き合いながらも、明るくてエネルギッシュな人びとが、確実にいるということにも、あらためて気づきました。そこに、「何があっても、どうにかなる」という、人びとの強さを感じ ます。また、諸々の課題に向き合いながらも、ぼくたちを笑顔で迎えてくれる優しさにも出会います。それが、リアルです。
この圧倒的なパワーを持って、ぼくたちの目の前に現れるリアリティに、どう応えるか。それはまさにコミュニケーションにかかわる課題であり、ぼくたちが「研究会」の活動をとおして考えてゆくべきテーマです。お決まりの調査研究のスキームに即して、「報告書」を書いているだけでは、ダメなのです。つぶさな観察と、詳細な記録、 さらには人びととのかかわり(ときには、長きにわたるかかわりの「はじまり」に触れていることもある)をもふくめたかたちで、学問という実践をデザインすることに意味があるのです。
ぼくたちの活動は、たとえば「まちづくり」「地域づくり」「地域活性」といったテーマと無縁ではありません。でも、いわゆる「処方箋」づくりにはさほど関心がありません。 そもそも「処方箋」などつくれるのだろうか、と問いかけることのほうが重要だと考えます。「ふつうの人びと」の暮らしにできるかぎり接近し、その強さと優しさに光を当てて可視化するのです。そこまで行ければ、じゅうぶんです。あとは、人びとがみずからの暮らしを再定義し、そこから何かがはじまるはずです。ぼくたちのコミュニケーションのなかにこそ、たくさんのヒントがあります。
方法と態度
つぎに、調査研究に向き合うさいの、基本的な考え方や方法、さらには態度(姿勢)について整理しておきます。
(履修のための必須条件にはしていませんが)「研究会」での活動にあたっては、学部の開講科目「フィールドワーク法」「インプレッションマネジメント」「リフレクティブデザイン」「感情とコミュニケーション」などの履修経験があることが望ましいでしょう。人と人とのコミュニケーションについて考えるために、フィールドワークやインタビューに代表される定性的(質的)調査法を活用します。また、現場に密着しながら活動し、その成果を世に問うためにワークショップを実施したり、展覧会を開いたりします。
フィールドワーク
ぼくたちは、フィールドワークやインタビューに代表される質的調査(定性的調査)を重視していますが、COVID-19の感染拡大にともない、方法そのものの再定義・再編成が必要となりました。とりわけ、人びとの暮らしに接近し、能動的にかかわりながらその意味や価値を理解しようという試みは、対面での「密な」コミュニケーションを前提として成り立っており、この2年ほどは、研究会の活動そのものが大きな制約を受けていました。
いっぽう、会議や講義のオンライン化の試みをとおして、あらたな〈現場観〉が醸成されつつあります。さまざまなメディアを駆使し、さらに時間・空間を再編成することによって、定性的調査のありようはどのように変化するのか。2024年度春学期は、人びとの移動、集まり、社交などのふるまいをとらえなおし、オンライン環境における質的調査について検討することも、引き続き大切な課題になるでしょう。
観察と記述
つぶさな観察と詳細な記述からはじまるフィールドワーク(その先にはインタビューやワークショップなどを構想・実施)をとおして実践的に考えてみたいのは、たんなる調査の方法ではありません。従来からある「問題解決」(ビジネスモデル的発想)を志向したモデルではなく、「関係変革」 (ボランタリーなかかわり)を際立たせた、あたらしいアプローチを模索しています。より緩やかで、自律性を高めたかたちで人びとと向き合い、その「生きざま」 を理解し描き出すことを目指します。
つまるところ、ぼくたちは「調査者」という、特権的に位置づけられてきた立場をみずから放棄し、人びとの日常と「ともに居る」立場へと向かうことになります。その動きこそが、変革のためのよき源泉になると考えているからです。
2006年の秋ごろから「キャンプ」をコンセプトに、「研究会」の活動をデザインしていくことにしました。そもそも、「キャンパス」も「キャンプ」も、広場や集まりを意味する「カンプス (campus)」が語源です。大学の「時間割」によって組織化される時間・空間を再編成して、いきいきした「場」づくりを実践する。その実践こそが、活気のある「グッド・プレイス(good place)」はどのように生まれ、育まれてゆくのかを考えるヒントになるはずです。
「キャンパス」と「キャンプ」
「キャンプ」は、ぼくたちのコミュニケーションや社会関係のあり方を再認識し、再構成してゆくための「経験学習」の仕組みです。
「キャンプ」と聞くと、多くの人は、テントを持って出かける、いわゆる「アウトドア」の「野営」活動を思い浮かべるかもしれません。本格的ではないにしても、ぼくたちの多くは、おそらく、幼い頃に何らかの「キャンプ」体験をしているはずです。たとえば、林間学校や野外学習などの一環として、仲間とともに、飯盒でごはんを炊いたり、星空を見上げたり、火を囲んで語ったりした思い出はないでしょうか。ここで言う「キャンプ」は、必ずしも、こうした「アウトドア」の活動を指しているわけではありません。
「キャンプ」は、ぼくたちに求められている「かかわる力」を学ぶ「場所」として構想されるものです。さほど、大げさな準備は必要ありません。「キャンプ」は、日常生活のなかで、ちょっとした気持ちの切り替えをすることで、ぼくたちにとって「あたりまえ」となった毎日を見直し、「世界」を再構成していくやり方を学ぶためにあります。それは、道具立てだけではなく、心のありようもふくめてデザインされるもので、思考や実践を支えるさまざまなモノ、そして参加者のふるまいが、相互に強固な関係性を結びながら、生み出される「場所」です。
「キャンプ」に集約される「研究会」での活動にあたっては、以下のようなふるまいが求められます。
フィールドで発想する
「キャンプ」では、現場(フィールド)での直接的な体験から、〈モノ・コト〉を考えるスタイルを大切にします。もちろん、本・論文を読むこと、理論的な枠組みをしっかりとつくることも重要ですが、まずはじぶんの目で見ること・じぶんの身体で感じることを重視します。近年、「フィールドワーク」ということばが一般的に使われるようになりましたが、「フィールドワーク」には、地道に観察・記録をおこなうこと、時間をかけてデータの整理や解釈を試みることなど、知識を生成するための「技法」としてのトレーニングには(それなりの)時間とエネルギーが要求されます。まち歩きを愉しむことは重要ですが、一人前のフィールドワーカーとして、足(と頭)を動かすことが求められます。
カレンダーを意識する
忙しいことは悪いことではないと思いますが、じぶんの〈やりたいこと〉と〈やること〉とのバランスを上手く取らないと、すべてが中途半端になります。他の授業やサークル、アルバイトなど、さまざまな活動とともに研究会を「中心」に位置づけることを強く望みます。言いかえるならば、〈望ましさ〉と〈実現可能性〉をつねに意識するということです。これはやる気、能力、チャンスなどと関連していますが、スケジュールや時間のマネジメントが重要である場合が少なくありません。中途半端にならないように、研究活動のカレンダーをきちんとデザインすることが重要です。
じぶんを記録する
フィールドワークを基本的なアプローチにする際、調査の対象となる〈モノ・コト〉への感受性ばかりでなく、テーマに取り組んでいるじぶん自身への感受性も重要です。つまり、じぶんが、いったいどのような〈立場〉で〈モノ・コト〉を見ているのか…をどれだけ意識できるかということです。また、その〈立場〉をどのように明示的に表現(=つまりは調査結果の報告)できるかが大切です。フィールドワークをおこなう際には、現場で見たこと・発見したことを書き留めるためにフィールドノートを書くのが一般的ですが、研究会の時間をふくめ、日々のじぶんを記録します。
コミュニケーションの練習
ことばを大切に正確につかいたい。つねにそう思いながら活動することを心がけています。たとえば「地域活性化」「まちづくり」「コミュニティ」など、 それっぽくて、その気になるようなキーワードはできるかぎり排除して、慎重にことばをえらびたいと考えています。つまり、コミュニケーションに執着するということです。「わかったつもり」で、ことばをえらばないこと。そして、相手(受け手)を考えて丁寧に語る/表現する姿勢を執拗に求めることです。
その練習のために、ジャーナリング(日々の活動日誌)、スケッチや図解、エッセイなどをおこないます(詳細は開講時に説明します)。
2024年度春学期のおもな活動(案)
(執筆中)マメに更新記録を見つつ、戻ってきてください。🙇🏻
- 【キャンプ】全国のまちを巡る「キャンプ」(ポスターづくりのワークショップ)は、47都道府県の踏査を目指しています。残すところ、1府4県になったのですが、いずれも遠方です(参考 ひさしぶりに地図を塗った。 - まちに還すコミュニケーション )。コスト(旅費・宿泊費)はもちろん、学期中の実施は時間のやりくりがなかなか難しいところです。2024年春学期は、できれば5月中旬に徳島県に出かけるつもりです(調整中)。* 他にも計画します。
- 【ジンさえあれば(All we need is zine)】(準備中)
上記のすべては、ウェブや冊子などにまとめます。文章を書いたり、簡単なものづくりや社会実践をともなう活動を充実させます。
イベントカレンダー(仮)
- 2024年5月中旬 キャンプ(徳島県)
- 2024年7月中旬 キャンプ(未定)
2023年度秋学期のおもな活動(書きかけ)
このへんで、どのような活動をしているのか、具体的に紹介しておきましょう。
すべてを網羅することはできないのですが、活動のタイプは大きく3つに分けて整理することができます。(1) 研究会メンバー(ときには大学院生もふくめて)全員で取り組むもの、(2) グループワーク(学部1〜3年生)、(3) 卒業プロジェクト(4年生)の3つです。
「研究会」は1週間に1回(2コマ続き, 180分)で開講しています。くわえて、週末にフィールドワークやワークショップ(「キャンプ」)をおこなったり、それぞれの計画に応じてグループワークをすすめたりします。
研究会メンバー全員の取り組み
たとえば2023年度秋学期は、研究会メンバー全員での取り組み(フィールドワーク、ワークショップなど)として、以下のような活動をおこないました(計画中のものをふくむ)。
(1)ぎょうざキャンプ(2023年10月)
あたらしいメンバーも加わったので、そのオリエンテーションをかねて、滞在棟(SBC)を利用した「共同調理」のワークショップをおこないました。くわしくは、ダイジェストビデオやリンク先を参照してください。
- ぎょうざキャンプ https://camp.yaboten.net/entry/gyoza
- ぎょうざキャンプ(ふり返り) https://camp.yaboten.net/entry/gyoza_reflection
(2)玉名キャンプ(2023年12月)
10数年続けているポスターづくりのワークショップを、天水(熊本県玉名市)で「実施しました。1泊2日で取材、ポスター制作、成果報告会までをおこなう短期集中型のフィールドワークです。
◉撮影・編集:小田 文太郎・木村 晃子・白井 朔太郎
(3)A Day in the Life 8(2024年1月)(実施予定)
〈ある一日〉を指定し、その日の一人ひとりの生活の「細片」をビデオにまとめるプロジェクトです。もともとは、リドリー・スコットらのプロジェクト「Life in a Day」(2010, 2020)に触発されて、2020年度から半年ごとに実施しています。
「A Day in the Life(2020年7月)」「A Day in the Life 2(2021年1月)」「A Day in the Life 3(2021年7月)」「A Day in the Life 4(2022年1月)」「A Day in the Life 5」(2022年7月)」「A Day in the Life 6(2023年1月)」「A Day in the Life 7(2023年7月)」と同様に、〈ある一日〉を記録・編集する予定です。下記は最新版です。(2024年1月のバージョンが完成したら差し替えます↓)
2023年7月25日
グループワーク
2023年度秋学期は「はこべるよろこび」というテーマでグループワークをすすめています。成果は、冊子にまとめたりウェブで公開したりするほか、「フィールドワーク展XX」(2024年2月)などで展示する予定です。
※参考:これまでにおこなってきたグループワークテーマ一覧
卒業プロジェクト
2024年3月に卒業予定の4年生は、3名(4名)です。それぞれの「卒業プロジェクト」については、2024年1月に開催予定の「フィールドワーク展XX」で展示されます。
- 現在「卒プロ1」「卒プロ2」に取り組んでいるメンバー(4名)は、その進捗を記録するためのメディア『そつある日々(We cannot stop thinking)』を毎月発行しています(毎月20日発行)。→ そつある日々 - Medium
リンクいろいろ
その他、活動内容や日々の雑感についてはブログや研究室のウェブ、SNSなどで随時紹介しています。
- 加藤文俊研究室 https://fklab.today/
- かんガエル。 https://kangaeru.iincho.life/
- 300moji https://300moji.frogleap.net/
- the first of a million leaps https://medium.com/the-first-of-a-million-leaps
- 場のチカラ プロジェクト https://camp.yaboten.net/
- Instagram https://www.instagram.com/frogleap/
- Facebook https://www.facebook.com/fumitoshi.kato.5