まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

ぎょうざキャンプ

ともにつくる・ともに食べる

今回の「キャンプ」は、以下のようなねらいで構想しています。
学期はじめなので、チームビルディングのための機会をつくる(=これには諸説あるが、やはり宿泊を伴う体験 --- 寝食をともにする体験 --- が重要であるという過去の経験に根ざしている)。
グループワークについては、「共食」がテーマなので、「ともに食べる」という理解を少し拡張して、「ともにつくる」「ともに片づける」などもふくめて、「食べる」時間の前後をふくめ、一連の「プロセス」として「共食」をとらえる考え方を促す。
4年生は、グループワークには参画しないものの、(卒プロに向き合っている)グループとしての凝集性を高める必要がある(と思っている)。そのきっかけになるように、グループでひとつの成果物をまとめる課題に取り組む。
2-3年生🥟
来年2月に開かれる「フィールドワーク展XX」をゴール(最終成果物の報告)として意識し、それに向かうための第1歩として、メンバーどうしの親睦をふかめ、お互いのよいところ・悪いところをきちんと把握する。お互いの想像力・創造力を確かめながら、信頼関係や「適切」だと思われるコミュニケーションのあり方をさぐる。
ミッション:以下の条件を所与として、21日(土)18:00までに「オリジナル餃子」のレシピを考え、50個の「オリジナル餃子」を焼き上げる。
条件:
  • グループワーク(おかもち)のグループで活動します。
  • 予算(材料費)は、各グループ3,000円です。超過はNG。
  • かならずレシートを提出(買ったアイテムと値段の記録が必須)。
  • ただし、上記「材料費」は、油(サラダ油、ごま油、オリーブオイル、辣油)および基本調味料(塩、こしょう、酢)をふくまないものとする。
    • ソース、つけダレのようなものも、50個分をまかなえるように準備する。
  • 餃子は、(常識的な意味での)標準サイズのものを考える
  • 皮は購入または自作する(上記材料費にふくめて考える)
  • 評価ポイントは、味、見た目、ネーミング(コンセプト)、レシピ(手続きの記述)、プレゼンテーションを中心に総合的に評価します。
  • ごはん、汁もの(スープ?みそ汁?)、サラダ? は別途準備します
注意事項:参加者のアレルギーなど特記事項を事前に確認する必要がある。(→ 誰かがまとめて確認してください)
4年生
4年生は、「卒プロ(1または2)」に取り組んでいるメンバーとして、一体感を醸成する(これは、展覧会の会場設計にふかくかかわっている)。
ミッション:上記の2-3年生が取り組む課題を理解し、22日(日)9:00までに一連のプロセスのダイジェストビデオを完成させる。
  • ビデオは最長で5分程度。音楽を使う場合は使用にかかわる著作権等に注意する。適切なクレジットをエンドロールに入れる。
  • エンドロールをきちんとつくる。
  • 土曜日の買い物のようすもビデオにふくまれているとよい。ワークショップ(プログラム)の文脈がわかるようなシーンを盛り込む。
  • 議論のようす、調理のようす、レシピ紹介、共食(実食)の場面などはきちんと収録する。
  • 22日(日)朝に上映会をおこなう。

  • 日時:2023年10月21日(土)〜22日(日)(現地集合・現地解散)
  • 場所: β1(滞在棟1)(SBC, 湘南藤沢キャンパス) 

    https://b-village.sfc.keio.ac.jp/b1/

  • 参加メンバー:加藤文俊研究室 16名(学部生 15名・教員 1名)

スケジュール(案)

* 20日(金)まで
  • 各グループで計画を練る
  • レシピ案について
  • 動画撮影・編集の段取りについて 機材の確保・チェック
21日(土)
  • 14:00ごろ? 各グループで集合→買い出し
  • 16:00 滞在棟1 解錠予定
  • 16:00〜 仕込み・調理開始
  • 18:30 プレゼンテーション(各グループ5分程度)
  • 19:00 食事〜片づけ
  • 21:00ごろ〜 おかもちディスカッション
22日(日)
  • 8:30ごろ 朝食
  • 9:00〜 ダイジェストビデオ上映会 ふり返り・講評 片づけなど
  • 10:30までに 解散(必要に応じて荷物などドコモハウスに運ぶ)