まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

生活のある大学

生活のある大学(7)

カリキュラムとプログラム*1 数年前、学部のカリキュラム改訂にかかわった。現行の学部のカリキュラムは、40回くらいにおよぶ「新カリキュラム検討委員会」の会議を経て原案がつくられ、承認されたものだ。あるとき、同僚の(そして検討委員会メンバーの)内…

生活のある大学(6)

キャンパスという「仕方」*1 「滞在型キャンパス」について考え、形にしてゆくという実践は、なかなか難しい。人は、じぶんの気になるところばかりを見ようとする。そして、(あたりまえのことだが)やはり目に見えるところが、話題や争点になりがちだ。だか…

生活のある大学(5)

夜からはじまる*1 ときおり、夜から大学に来る学生を見かけることがある。ぼくが、まさに帰ろうというタイミングで、すれ違うバスに学生たちが乗っているのだ。もちろん、夜どおし集中して勉学に励むのなら、それは悪いことではない。大学で、朝を迎える。そ…

生活のある大学(4)

枕はいらない。*1 みんな、広間に集まっていた。ノートPC、書類の束、お菓子とペットボトル。夜は更けてゆく。2009年の9月、ぼくは、学生たちとともに家島(兵庫県)に出かけた。Studio-Lの「探られる島」プロジェクトに合流するためだ。そして、このときの…

生活のある大学(3)

長い時間*1 ちょうど5年前のいまごろ、みんなで船に乗って島を目指した。「三宅島大学」のはじまりだった。船は、夜に竹芝桟橋を出るので、東京湾の灯りが見えなくなると、あとは真っ暗な空と海が広がるだけだ。明け方まで、みんなで一緒に船にゆられる。「…

生活のある大学(2)

ガラスの向こうに*1 あたらしい多目的スペース(以下「パビリオン」)や「滞在棟」ができて、キャンパスが変化しつつある。その変化を目の当たりにしているなかで、「みんなでキャンパスをつくろう」という呼びかけは、とても魅惑的だ。夢はふくらむ。だから…

生活のある大学(1)

さっそく、泊まってみた。*1 ついに「滞在棟」が完成したので、さっそく泊まってみることにした。ぼく自身は、今学期はサバティカル(特別研究期間)なのだが、変則的に「研究会(ゼミ)」を開講している。ちょうど、年度初めでメンバーが入れ替わったところ…