まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

美波キャンプ

美波で考える・つくる

更新記録
(2024-5-23)【きっかけ|つながりの系譜】に加筆。
(2024−5−15)プレスリリースを公開。参加人数も確定。
(2024-3-18)美波キャンプ(徳島県)の準備を本格的に開始、下見・打ち合わせで美波町へ

フィールドワーク型のワークショップを「キャンプ」と呼んで、学生たちとともに全国のまちを巡っています。まちで出会った人びとに話を聞いて、ひと晩でポスターをつくります。やや荒削りではあるものの、まちに暮らす人びとの姿をできるかぎり自然に映しとり、ことばを添えます。「まちに還す」ことの大切さと面白さを味わいながら、ポスターづくりのプロジェクトは15年近く続いています。

◎キャンプ(2004〜)2024年3月20日現在 → 地域別インデックス 

https://camp.yaboten.net/entry/area_index

 

【きっかけ|つながりの系譜】

学生たちとともに47都道府県を踏査しようという試みは、もう20年くらい続けていて(ポスターづくりは15年くらい)、コンプリートまで、ずいぶん時間がかかっているのですが、残り5府県となりました。まだ行っていない場所へ行こうと、段取りを考えています。四国、九州ともに残り2県、昨冬に熊本に出かけたので、こんどは四国へ。徳島県の神山町では、同僚の石川初さんが活動しています。ぼく個人としてもつながりがいくつかあるので、神山町で活動することは難しくないと理解していたのですが、せっかくだからちがう場所に出かけてみたい。
そんな思いで、ウェブで徳島県のあちこちを徘徊していたところ、美波町のことをもっと知りたくなりました。昨年の春学期には東岐波(山口県)に行き、海のそばでとてもいい感じで過ごすことができたので、行くなら海沿いがいいな、と思いつつ。
美波町という名前にも惹かれて、さらに、あれこれと検索しました(このときは、もう海辺のまちということばかりで、徳島駅から2時間半くらいかかるということは考えていませんでした)。そして、委託型の地域おこし協力隊で「地ビール地域活性化プロジェクト事業」にかかわっている熊谷亜未さんにたどり着きました。かつて、この町の経済を支えた廻船問屋「谷屋(たんにゃ)」で、地ビールの醸造、起業、運営をおこなうというプロジェクト。これは面白いにちがいない、ということで(ほぼ直感)、熊谷さんにメッセージを送りました。かなり唐突な連絡になってしまいましたが、Zoomで話をして、実現できそうな感触をえて、3月に下見に行って来ました。
いつもは、友だちの友だち…というように、人づてに対象地をえらぶやり方なのですが、今回は「飛び込み(突撃)」で。うみがめが産卵にやってくるまちで、「キャンプ」を実施することになりました。

美波キャンプ

  • 日時:2024年5月24日(金)〜26日(日)(現地集合・現地解散)*24日は移動日
  • 場所: 美波町(徳島県)
  • 参加メンバー:加藤文俊研究室 22名(学部生 20名・大学院生 2名・教員 1名)*5月15日現在

📢  プレスリリース:美波キャンプ(フィールドワーク)について(2024年5月15日)→ https://vanotica.net/mnm/pr_240515.pdf

スケジュール(暫定版)

5月24日(金)
  • 16:30ごろ 集合:谷屋(たんにゃ)(〒779-2304 徳島県海部郡美波町日和佐浦184)(予定)
  • 17:00 オリエンテーション(仮)
5月25日(土)
  • 10:00 オリエンテーション
  • 10:30ごろ〜14:30ごろ インタビュー/フィールドワーク(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート)
  • 15:00ごろ〜 デザイン作業(グループごとに行動):インタビュー/フィールドワークで集めてきた素材をもとに、編集作業をすすめます。
  • 17:00ごろ 夕食 カリーキャラバンのカレー 場所:うみがめラボ(〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内本村169)
    (食後も引き続きデザイン作業)
5月26日(日)
  • 00:00 ポスターデータ提出(時間厳守)
  • 10:30ごろ〜 ポスター展準備 会場:谷屋(たんにゃ)(〒779-2304 徳島県海部郡美波町日和佐浦184)(予定)
  • 12:30ごろ〜 「美波の人びとのポスター展」
  • 成果報告会 12:30ごろ〜(ふり返りビデオ上映 13:00ごろ〜)
  • 14:30ごろ〜 解散

2024年3月18日|打ち合わせと下見