まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

氷見キャンプ5

氷見で考える・つくる

フィールドワーク型のワークショップを「キャンプ」と呼んで、学生たちとともに全国のまちを巡っています。「一宿一飯」の恩義に応えて、お礼に一句詠んだり画を描いたりできればよいのですが、そこまで洒落たことはできません。その代わりに、デジタル技術の力を借りて、ひと晩でポスターをつくります。やや荒削りではあるものの、出会った人びとの姿をできるかぎり自然に映しとり、ことばを添えます。「まちに還す」ことの大切さと面白さを味わいながら、ポスターづくりのプロジェクトは15年近く続いています。

【きっかけ|つながりの系譜】(ここ、あとでもっと書きます)ご縁があって、氷見(富山県)にはたびたび足をはこびました。2013年の5月が最初で、合計で4回の「キャンプ」を実施しました。その後も卒業生がお世話になったり、「カレーキャラバン」の活動が相乗りしたり、あるいは、寒ブリを食べるためだけに氷見まで出かけたりすることもありました。遠く離れていても、なんとなく、ときどき思い出す場所でした。

今回は、感傷的な理由で氷見を訪ねることになり、これまでに氷見でつくったポスターを束ねてみました。最初に氷見でポスターをつくってから、すでに9年。あらためて一枚一枚のポスターを眺めてみると、いろいろな情景がよみがえります。

氷見の人びとのポスターたち

2013年5月から2015年10月にかけて「キャンプ」を4回実施し、その一環として45枚のポスターをつくりました(ポスター展のポスターをふくむ)。

  • 氷見キャンプ1 2013年5月17日(金)〜5月19日(日)
  • 氷見キャンプ2 2014年5月16日(金)〜5月18日(日)
  • 氷見キャンプ3 2014年12月12日(金)〜12月14日(日)
  • 氷見キャンプ4 2015年10月23日(金)〜10月25日(日)

今回は、参加人数が比較的少ないこと、またポスター出力のための機材の手配ができなかったこともあり、いつもと少しちがう活動を計画しました。グループに分かれて、かつて取材に協力いただいたかたがた(つまり、ポスターになったかたがた)を何人か再訪し、当時のことや、あれからのことを聞いて、そのようすを映像に収めます。可能であれば、後日ポスターをつくることも考えています。

  • 日時:2022年12月17日(土)〜18日(日)(現地集合・現地解散)
  • 場所:氷見市(富山県)
  • 参加メンバー:加藤文俊研究室 11名(学部生 10名・教員 1名)+卒業生 3名 *12月10日現在

スケジュール(暫定版)

12月17日(土)
  • 12:00 集合:氷見駅 *昼食を済ませて集合
  • 12:30 オリエンテーション 会場:古川ハウス(〒935-0022 富山県氷見市朝日本町20-7)
  • 13:00〜15:30ごろ インタビュー/フィールドワーク(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート)
  • 16:00ごろ〜 デザイン作業(グループごとに行動):インタビュー/フィールドワークで集めてきた素材をもとに、編集作業をすすめます。
12月18日(日)
  • 09:00 ビデオデータ提出(時間厳守)
  • 11:00ごろ〜 「氷見の人びとのポスター展」会場:フルーツ&バーフルエ(調整中)
    (11:00ごろから成果報告会を開きます)
  • 12:30ごろ〜 解散

2015年10月12日