大垣で考える・つくる
ぼくたちの「キャンプ」は、いつも幸運な出会いではじまります。2019年度春学期は、あたらしいメンバーをむかえて、大垣市(岐阜県)に出かけることになりました。まちの人びとを対象に取材をおこない、その結果をもとに滞在中にポスター/ビデオなどを制作する予定です。
ここ数年、地域活性学会の研究発表大会でIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の金山先生にお目にかかる機会があり、そのたびに「何かでご一緒できるといいのですが」「大垣に行きたいです」などと言いながら、なかなか実現できずにいました。そして、ようやく「大垣キャンプ」の実施へ。IAMASつながりといえば、ずっきーこと鈴木さん(ごぶさたしています)をはじめ、知り合いがたくさんいます。カレーキャラバンのことで、(ちょっとだけど)やりとりしたとみ像さんとか。最近だと島影さんも。他にも、仕事やアートプロジェクトなどでも、IAMAS出身者に出会う機会が多いのですが、実際に大垣でフィールドワークをおこなうのは初めてのことです。
年度末はなかな調整できず4月になって、ドタバタと下見に行ってきました。大垣駅前(南口)界隈を中心に歩いて、宿泊先や作業スペースのことなどを話しつつ、まちのようすが(わずかながらも)わかりました。やっぱり歩いてみないと。そして、大垣駅のそばで「ちょいみせキッチン」を主宰している平塚さんにもつないでもらいました。下見の日にはお目にかかれなかったのですが、作業や成果報告会(ポスター展)の場所として「ちょいみせキッチン」を利用できるよう調整をすすめています。
4月7日の時点で、まだまだ調整が必要なことがたくさんありますが、なんとかなるでしょう…。「大垣キャンプ」が、36か所目。ぼくたちのポスターづくりのプロジェクトは、今年の9月で10周年をむかえます。
わずかな滞在時間ですが、まちを歩くこと、人と出会うこと、「ちいさなメディア」をつくること/流通させることの可能性や意味について考えてみたいと思います。最終日(26日)には、ポスター展と成果報告会をおこなう予定です。
- 日時:2019年5月24日(金)〜26日(日)(原則として現地集合・現地解散)
- 場所:大垣市(岐阜県)
- 本部(作業):ちょいみせキッチン(予定)(〒503-0887 岐阜県大垣市郭町1-34 1F) http://choimise.net/
- 参加メンバー(加藤文俊研究室):19名(大学院生 3名・学部生 15名・教員 1名)
📢プレスリリース:大垣キャンプ(フィールドワーク)について(2019年5月16日) → http://vanotica.net/ogkp/pr_190516.pdf
2019年4月5日(金)
スケジュール
5月24日(金)
- チェックイン
- 18:00〜18:30 集合:ちょいみせキッチン(〒503-0887 岐阜県大垣市郭町1-34 1F)
- 19:00〜 交流会
5月25日(土)
- 10:00ごろ〜 フィールドワーク・インタビュー(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート):2名のグループで、インタビュー先に出かけて話を聞きます。もちろん、写真も撮ります。
- 14:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(グループごとに行動):フィールドワークで集めてきた素材をもとに、ポスターのデザイン/編集作業をすすめます。
- 17:30ごろ 夕食
- 19:00ごろ〜 アイデア出し・デザイン作業(つづき)
5月26日(日)
- 8:00 ポスターデータ入稿:データ提出(時間厳守)→ 印刷へ
- 10:00〜 展示準備・設営 会場:ちょいみせキッチン(〒503-0887 岐阜県大垣市郭町1-34 1F)
- 12:00ごろ〜 「大垣の人びとのポスター展」
(12:30〜 成果報告会;13:30〜 ふり返りビデオ鑑賞・まとめと講評) - 14:00ごろ 片づけ・解散
2019年4月5日