まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

桜丘フィールドワーク(3)

Day 3: ふたりで歩く

2018年8月7日(火)10:00〜(桜丘町+文化総合センター大和田)

☔️3日目。朝から雨。気温もぐっと下がって、少し肌寒いくらいだった。猛暑にくらべれば身体はずいぶん楽だが、雨のなかのまち歩きは面倒だ。きょうは、ペアワーク(昨日の終わりの段階で、ペアを決めておいた)。ふたりで桜丘町を歩き、その成果を「折り本」にまとめる。最初に簡単な説明をして、あとはそれぞれの都合や段取りに合わせて動くことにした。幸いなことに、雨が上がって、傘をささなくてもいいくらいになった。

ぼくも、もう一度「壁」の界隈を歩いてみた。坂の途中から、渋谷駅のビル(東棟)、ヒカリエ、そして渋谷ストリーム(9月にオープン)が見える。すでに、ここから眺める空は変わってしまったのだ。とくに駅の「東棟」は存在感がある。そして、いずれは、これらの3つのビルさえ見えなくなるように(つまりさらに手前に)ビルが建つことになる。そもそも、ぼくたちのサイズで、ぼくたちの視座で眺めるまちは、図面やパースとは本質的にちがう。想像力を豊かにしないと、変わりゆくまち並みのことを語るのは難しい。

https://www.instagram.com/p/BmKePrwhPzy/

空が狭くなる。 #sakuragaokap

https://www.instagram.com/p/BmKdF0bh20Z/

ドア。 #sakuragaokap


昨日も触れたが、やはりグラフィティやステッカーは「空き」のしるしなのだろうか。線路沿いのビルは、カラフルに染まっている。ちょっと検索してみると、近年、渋谷の落書きが、増えているようすがわかる。「空き」(やがて仮囲いができて解体されるはずの場所)にかぎらず、センター街の店などもシャッターにたびたび落書きされるようだ。観光客が深夜に落書きをして、逮捕されることもある。「(他の落書きを見て)渋谷では落書きをしても問題ないと思った」とのこと。「外」から見た渋谷のイメージについても、もう少し考えてみたほうがいいのかもしれない。


渋谷の街に落書き 豪少年2人を逮捕

 

午後は、それぞれのペアで「折り本」づくりに取り組んだ。もう8年前になるが、「高崎キャンプ」では「折り本」をつくった。そのときは、午前中にまちの人びとの取材をおこない、翌朝までに編集を終える段取りだった。今回は、人に話を聞くことはなかったが、(午前中のフィールドワークを経て)夕方までに完成を目指すというかなりタイトな設えで試してみた。やはり2時間くらいで完成させるのは難しいが、それでも午後の3〜4時間をかけて、無事に4つの「折り本」が完成した。

16:00ごろ。完成したばかりの「折り本」の原稿を壁に映しながら、プレゼンテーションをおこなった。どれも個性的で、かなりいい出来栄えだと思う。コメントなどをふまえて少し修正されるとは思うが、きょう一日で、フィールドワークからまとめまで終えることができた。ここのところ「キャンプ」ではポスターをつくることが多いが、「折り本」も、ペアで取り組むプロジェクトとしては、ちょうどいいのかもしれない。(あるいは、ふたりひと組で「折り本」をつくるワークショップを設計することもできるだろう。)

https://www.instagram.com/p/BmKjtC2B9Tc/

作業中。 #sakuragaokap

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プレゼンテーション

あっという間の3日間だった。そのあとは、近所に住んでいるF君と合流。みっちーとともに、まさに消えゆくあたりにある「富士屋本店」に行って、國枝研と加藤研の共通点のようなことについて語った。明日(8日)はひと休みして、9日はキャンパスでこの3日間をふり返る予定。🐸(つづく)