月に一度、同僚の諏訪さんと、まちを歩いている。あらかじめ決まった道筋も、目的地もない。ぼくたちの身体の感覚にまかせて、ただ「歩くために歩く」のである。五感を開放していると、不思議なことに、細い路地や坂道、ゆるやかに蛇行する小道に足が向く。*1…
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