まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

岩淵キャンプ

岩淵で考える・つくる

全国のまちを巡る「キャンプ」は、2019年12月に宮崎県日南市の飫肥(おび)に出かけて以来、ストップしていました。昨年の後半になって、変則的ながらも「キャンプ」を再開し、2021年11月に「風越キャンプ」を、12月に「善行キャンプ」を実施しました。
この企画を準備している時点では、(大学の「研究会」として)宿泊を伴う活動は禁止されているため、日帰りが可能な対象地をえらび、複数日に分けて全体のプログラムを構成します。

【きっかけ|つながりの系譜】「キャンプ」にかぎらず、いろいろな活動が制限されています。2012年にスタートしたカレーキャラバンも、すでに2年半ほど休眠状態です。岩淵町とのつながりは、ぼくの記憶が正しければ、2017年に大橋香奈さん(加藤研卒業生)からの紹介で「自由大学」での講演を頼まれたのをきっかけに生まれました。「ローカルイベントをつくろう」というテーマで全5回の講義が企画され、カレーキャラバンのリーダー(江口亜維子さん)と一緒に、ぼくたちの活動を紹介する機会がありました。その席で出会ったのが、だいちゃんこと米谷太揮さんでした。

freedom-univ.com

直後にだいちゃんと「お友だち」になり、やりとりがはじまりました。聞けば、当時加藤研にいた最上紗也子さんが、アルバイト?インターン?で、だいちゃんと接点があるらしく、だいちゃんは、すでにカレーキャラバンのことを耳にしていたようです。調べてみたら、メッセンジャーでの最初のやりとりは2017年11月19日でした(これって、「自由大学」の講座で会った日の晩です)。

そこから話がすすんで、2018年1月27日に岩淵町に行ってカレー(いわぶちコトヨロカレー)をつくりました。さらに翌年の2019年3月17日、カレーキャラバンの7周年記念の日にも、ふたたび岩淵町に行って、このときは正光寺の境内をお借りしてカレー(ナナイロカレー)をつくったのでした。

岩淵町に行って出会ったのが、オーリーこと織戸龍也さんです。オーリーは、株式会社 岩淵家守舎の代表取締役で、だいちゃんとともに、cotoiro iwabuchiというコワーキングスペースを主宰し、岩淵町を面白くしようと、いろいろと仕掛けています。

写真は2018年1月27日のカレーキャラバンのようす

それからは、しばらくご無沙汰していたのですが、COVID-19の影響でなかなか思うように「キャンプ」をはじめとする実習ができないまま3年くらい経って(←いまここ)、やや唐突にだいちゃんに連絡してみたというわけです。日帰りでの実施を考えるならちょうどいいし、なにより、ひさしぶりに岩淵町を歩いてみたいと思い、協力をお願いしました。

「岩淵キャンプ」では、日帰りで岩淵町に暮らす人びとを取材し、翌日にポスター展と成果報告会おこなう計画です。  

  • 日時:2022年6月11日(土)・12日(日)(現地集合・現地解散)
  • 場所:岩淵町(東京都北区)
  • 本部:岩淵町自治会会館(〒115-0041 東京都北区岩淵町22-30)
  • 参加メンバー(加藤文俊研究室):14名(学部生 13名・教員 1名)*5月25日現在

スケジュール

6月11日(土)
  • 12:30ごろ 集合:岩淵町自治会会館(〒115-0041 東京都北区岩淵町22-30)*調整中。昼食を済ませて集合
  • 13:00〜15:30ごろ フィールドワーク・インタビュー(ペアごとに行動・取材先に応じて随時スタート):できるかぎり取材協力者の日常に接近して、その「生きざま」をとらえます。
  • 15:30ごろ〜* アイデア出し・デザイン作業(ペアごとに行動):フィールドワークで集めてきた素材をもとに、ポスターのデザイン/編集作業をすすめます。*15:30以降の作業場所については要調整
6月12日(日)
  • 00:00 ポスターデータ入稿:データ提出(時間厳守)
  • 11:00ごろ〜 展示準備・設営 会場:岩淵町自治会会館(〒115-0041 東京都北区岩淵町22-30)
  • 12:30ごろ〜 「岩淵町の人びとのポスター展」
    (12:30〜 成果報告会 → 13:30〜 ふり返りビデオ鑑賞・まとめと講評)
  • 14:00ごろ 片づけ・解散