まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

人びとの池上線 - Every Person in Ikegami Line

観察とスケッチ

全国のまちを巡る「キャンプ」は、COVID-19の影響を受けて、再編成をせまられています。現時点では、(これまでのように)20数名の学生たちとともに、宿泊をともなう形で旅程を組むことができません。6月は、“Stay at home”が原則だったので、オンラインでインタビューをおこなうプロジェクト「ちょっと窮屈な毎日」を実施し、人びとの生活時間の変化に着目しました。

今回は、少しずつ活動制限が緩和されているなか、オンラインとオンサイトを組み合わせた「キャンプ」を実施します。まず、できるかぎり屋内を避け、「外」での活動を中心に計画します。そして、インタビューのように人びとと直接かかわる場面は設けず、〈観察者〉としての距離(社会距離あるいは公衆距離)を保ちながら、観察とスケッチをおこないます。

考現学的な観察で、人びとの様態をとらえる試みはたくさんあります。たとえばJason Polanによる“Every Person in New York”は、とりわけスピード感のあるプロジェクトです。

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SOURCE: Amazon | Every Person in New York | Polan, Jason, Wiig, Kristen | Art

「人びとの池上線」は、「夏季特別研究プロジェクト」(2020年9月)の一環として提案された「キャンプ案」(青木日向子・飯盛いずみ・太田風美・牧野渚・安田浩一郎)をもとに構成したものです。「キャンプ案」では、Polanのプロジェクトになぞらえて、“Every Person in 池上線”というキーワードが付記されていました。

今回は、池上線沿線の各駅を対象にえらびました。ペアで、それぞれの駅の往来を観察、スケッチし、人びとの姿をとおして「沿線(らしさ)」を描き出す試みです。成果は、ウェブにくわえて、ZINEやポスターなどの紙媒体にまとめます。これまでに、加藤研究室で数回おこなった「中吊り広告をつくる」試みのように、駅や沿線の公共スペースでの成果公開など、多様な流通・掲出の可能性をさぐります。

  • 日時:2020年10月16日(金)〜18日(日)
  • 場所:東急池上線各駅(東京都)*五反田、旗の台、池上、蒲田駅を除く11駅
  • 参加メンバー(加藤文俊研究室):23名(学部生 20名・大学院生 2名・教員 1名)

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SOURCE: https://www.jorudan.co.jp/time/rosenzu/%E6%9D%B1%E6%80%A5%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E7%B7%9A/

スケジュール

これまでの「キャンプ」のように、2人ひと組(ペア)で活動します。今回は、オンライン(Zoomなど)とオンサイト(駅での観察・スケッチ)を組み合わせて実施します。

10月16日(金)

  • 18:00〜 ドラフト会議(オンライン):この会議までに、それぞれのペアで対象とする駅を決めておきます。重複があった場合は調整し、決定します。
  • ドラフト会議を経て、担当する駅が決まりました。(10/16 18:45ごろ)

10月17日(土)

  • 10:00〜12:00 観察とスケッチ(1):2名で、担当の駅に滞在して観察とスケッチをおこないます。(オンサイト)
  • 13:00〜15:00 観察とスケッチ(2):2名で、担当の駅に滞在して観察とスケッチをおこないます。(オンサイト)

10月18日(日)

  • 13:00 データ入稿:データ提出(時間厳守)→ 印刷へ
  • 15:00ごろ〜 成果報告会(オンサイト) 五反田ふれあい水辺広場(〒141-0022 東京都品川区東五反田2-9-11)
  • 17:00ごろ 解散

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2020年10月16日(金)|五反田ふれあい水辺広場