まちに還すコミュニケーション

場のチカラ プロジェクト|Camp as a participartory mode of learning.

東岐波キャンプ

東岐波で考える・つくる

フィールドワーク型のワークショップを「キャンプ」と呼んで、学生たちとともに全国のまちを巡っています。まちで出会った人びとに話を聞いて、ひと晩でポスターをつくります。やや荒削りではあるものの、まちに暮らす人びとの姿をできるかぎり自然に映しとり、ことばを添えます。「まちに還す」ことの大切さと面白さを味わいながら、ポスターづくりのプロジェクトは15年近く続いています。

【きっかけ|つながりの系譜】

(2023-6-3)思っていたよりも時間がかかりましたが、COVID-19の騒ぎが一段落して、ようやく「地図塗り」を再開できそうです。47都道府県の踏査を目指してすすめているプロジェクトは、残すところ7府県。中国地方を「コンプリート」するために、今回は山口県へ向かうことにしました。


キャンプ|2004〜2022(2022年9月27日更新)

いうまでもなく、いきなり飛び込みでは不可能なプロジェクトなので、誰かを頼ろうと思案し、山本薫子先生(SFC出身です)が、かつて山口大学で教鞭をとっていたことを思い出しました(現在は東京都立大学)。すっかりご無沙汰していて、いきなりのお願いごとだったのですが、山口大学の鍋山祥子先生につないでいただき、まずはZoomで内容を説明。その後、メールでやりとりしつつ、東岐波(宇部市)の界隈を対象地としてご提案いただきました。コンテナハウスのPANARIは、宿・作業スペースとしてよいのではないかとのこと。少しずつ「キャンプ」の輪郭が見えてきました。そして、6月2日・3日に、ごあいさつと下見のために東岐波へ。

空港(山口宇部空港)からPANARIまではクルマで20分ほど、PANARIで鍋山先生と落ち合って(ランチを食べて)から、岐波自治会館で、赤田博夫さん(岐波自治会 会長)ほか、自治会のみなさんにお目にかかり、ポスターづくりの概要について説明しました。具体的な内容の紹介しつつ、全体の段取りのことをお伝えし、東岐波のみなさんへの案内をお願いしました。ポスター展も、岐波自治会館を利用できることになりました。

そして、PANARIのオーナーである山田好男さん、たくさんお世話になるであろう中川さんとも相談。鍋山先生のパートナーの伊藤明己先生(関東学院大学)にもお目にかかり、さらに末廣さんも加わって、飲んだり食べたり、すっかり楽しんで帰って来ました。

  • 日時:2023年6月23日(金)〜25日(日)(現地集合・現地解散)*23日は移動日
  • 場所:東岐波(山口県宇部市)
  • 参加メンバー:加藤文俊研究室 17名(学部生 16名・教員 1名) *6月13日現在

📢  プレスリリース:東岐波キャンプ(フィールドワーク)について(2023年6月3日)→ https://vanotica.net/hgshkw/pr_230603.pdf

スケジュール(暫定版)

6月23日(金)
  • 18:00 集合:PANARI(〒755-0241 山口県宇部市東岐波226-38)
  • 20:00 オリエンテーション(仮)
6月24日(土)
  • 10:00 オリエンテーション PANARI
  • 10:30ごろ〜14:30ごろ インタビュー/フィールドワーク(グループごとに行動・取材先に応じて随時スタート)
  • 15:00ごろ〜 デザイン作業(グループごとに行動):インタビュー/フィールドワークで集めてきた素材をもとに、編集作業をすすめます。
  • 18:30 夕食 PANARI(食後も引き続きデザイン作業)
6月25日(日)
  • 00:00 ポスターデータ提出(時間厳守)
  • 10:30ごろ〜 ポスター展準備 会場:岐波自治会館(〒755-0241 山口県宇部市東岐波1450-2)(予定)
  • 12:00ごろ〜 「東岐波の人びとのポスター展」
  • 14:30ごろ〜 解散


2023年6月2日・3日|打ち合わせと下見